コロナの影響で非常に神経質になっている中、抗菌・抗ウイルスに効果のあるおすすめ建材を紹介します。
(1) まず最近見直されているのが、漆喰(しっくい)系の建材です。漆喰の原料が石灰石でアルカリ性のため、付着したウイルスを不活性化するという実験結果があります。今回のコロナの実験結果はないようですが、インフルエンザ等の実験結果で優れた結果が報告されています。ウイルスのサイズを考えると、ある程度の成果が推測されます。
以前から、消臭、アトピー等に効果があることは言われていますが、やはり昔から使われているものには意味があるといえます。
【漆喰系】
(2) 光触媒を活用したものもあります。光触媒は太陽や蛍光灯などの光が当たると、化学反応が起き表面に強力な活性酸素が発生し、有害な化合物を分解して汚れやにおいを除去したり、微生物などのたんぱく質を不活性化するという機能がある。
「日本硝子のウイルスクリーン」という商品は、光触媒膜と銅系の化合物の相乗効果によって、ガラス面に付着した細菌やウイルスの繁殖を抑制する抗菌・抗ウイルスガラスで、照明が当たるとウイルスを99%以上低減する可視光応答型光触媒技術を採用している。
【ガラス】
(3)光触媒を使ったフローリングもあります。(2)と同様、LEDや蛍光灯の光が当たることで抗菌・抗ウイルス性能を発揮する可視光応答型光触媒を活用したフローリングです。
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